有限会社東洋テック
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巣の形状と作業の例
ヒラタキクイムシ
新築間もない住宅の建材、又家具や本棚にきな粉のような粉が出ているのを見たことはないですか?これがヒラタキクイムシの被害です。 ヒラタキクイムシはシロアリと異なり乾いた木材を食害するのです。被害は数年続くこともあり、直系2mm位の穴(ピンホール)が増え木材がボロボロになってしまうことさえあります。この穴から成虫が外に出てくるときに粉(木屑や糞)が排出されるのです。
このヒラタキクイムシの被害は特にラワン材に多いので別名ラワンムシと呼ばれる地域もあります。 (日本では他にアラゲヒラタキクイムシ、ケブトヒラタキクイムシ、ケヤキヒラタキクイムシ、ナラヒラタキクイムシ、アフリカヒラタキクイムシ等が確認されています。)シバンムシ類
建材等に被害を及ぼす種類
クシヒゲシバンムシ(成虫2.5~3.5mm)
特に畳の被害が目立ちます。成虫は5月頃~9月頃に畳表に穴をあけて外に出てきます。雄の触角が櫛歯状であることからこの名がつけられました。ケブカシバンムシ(成虫4~5mm)
マツ、ヒノキ、クスノキ等の建材を食害します。成虫の背面に灰黄色軟毛が密生しているのが特徴。マツザイシバンムシ(成虫3.5~6mm)
マツ、モミ等針葉樹の古い建材などを食害することが多く、特に樹皮付の床柱のようなマツの樹皮を使用した化粧加工材に被害例が多く見られます。ナガシンクイムシ類
建材等に被害を及ぼす種類
オオナガシンックイムシ(成虫8.5~15.5mm)
成虫、幼虫共にワラン材のみを食害します。7~8月頃に大量発生することがあります。成虫は黒褐色円筒状で、ヒラタキクキムシとは大きさが違い、一見して見分けられます。チビタケナガシンクイムシ(成虫2.5~3.5mm)
世界的に有名な竹製品の害虫で日本では壁の中に組み込まれたコマイ竹や住宅用化粧材として使用された竹製品にしばしば被害が発生することがあります。ゴキブリ類
クロゴキブリ(成虫30~40mm)
一般住宅や店舗などで普通に見られる種類です。体は光沢のある黒褐色で、夏季には外部より屋内に飛来侵入することも多くあります。チャバネゴキブリ(成虫11~15mm)
日本でのゴキブリの中では特に寒さに弱く、飲食店の厨房や新幹線など暖かいところに多く見られます。 体は黄褐色でひまわりの種のような形をしています。シバンムシ類
ジンサンシパンムシ(成虫1.7~3.6mm)
きわめて雑食性の種類で、あらゆる乾燥した動植物質に被害を与えます。貯蔵穀物や素麺、パン、ビスケットなどの菓子類、油・肥料や昆虫の死骸などに多くの発生が見られます。又、木製品や書籍も加害しますが、ただ畳からの被害報告はないようです。ジンサンシパンムシタバコシバンムシ(成虫1.7~3.1mm)
形態はジンサンシバンムシとほぼ同じですが、体全体が微毛で覆われています。食性も前種とよく似ております。特に貯蔵葉タバコの重要害虫として有名で名前もここに由来しています。前種と大きくことなるのは畳に被害を及ぼすことと、木製品には加害しないことです。ダニ類
皮膚を刺してカユミを起こす
イエダニ、ワクモ、トリサシダニのように刺して吸血する種類とツメダニのようにただ刺すだけの種類があります。ヒトの皮膚に寄生する
カイセン症を引き起こすヒゼンダニが有名です。カユミの強い皮膚感染症のひとつで、最近では老人病棟を中心に集団発生する時があります。アレルギーの原因となる
家の中のダニは一般的にチリダニ(ヒョウヒダニ)が最も多いのですが、最近の高気密住宅においては湿気のためカビが繁殖し、そしてそのカビを食べるケナガコナダニが増え、又その結果それらを捕食するツメダニが増えてきます。アレルギーは生きたダニだけが原因ではなくほこりの中の死骸や糞も大きな原因のひとつと考えられています。ダニアレルギー対策としては、餌となる室内のほこりやフケ、垢などのこまめな掃除、カビなどの拭き取りを行い、室内の風通しを良くすることです。赤くて小さくて気持ち悪い
4月~7月頃、日当たりの良いビルの屋上やベランダ、コンクリートのフェンスや階段に小さな赤いムシが沢山チョロチョロ動いていませんか?これはタカラダニというダニの一種です。詳しいことはまだあまり分かっていないのですがコンクリート面に付着している花粉などを食べて生活しているようです。ヒトに対する被害は無いと言われています。チャタテムシ【ダニと間違われるムシ】
屋内で発生するチャタテムシは日本で約10種類、形態的にはどれもよく似ており微小なためダニとよく間違われます。本質的に高湿と暗所を好み、乾燥と空気の動きと光を嫌います。最近の高気密住宅においては、押入れの中の壁やダンボール箱、枕のそば殻や畳、貯蔵食品である素麺や煮干、穀粉や菓子等の表面に発生したカビ類を食べて生活しています。ヒトに対する刺咬被害や病原菌の媒介等は今のところ知られていません。
アリガタバチ【ダニの被害と間違われるムシ】
シバンムシアリガタバチ(成虫1.5~2.0mm)とクロアリガタバチ(成虫約2.0mm)がこの被害のほとんどを占めています。多くはこれらの幼虫がシバンムシなどの幼虫に寄生して育っていくので本来は益虫でありますが、シバンムシの増加に伴い住宅内でのアリガタバチ被害も増えてきています。被害を起こすのは成虫で、刺される部位は足や腕が多く、刺されたときに「チクッ」とした痛みを感じ、又、カユミと腫れは1週間は続きます。このためダニによる被害と勘違いされる人も多いようです。
ハチ
ヒトに大きな被害を与えるのはスズメバチの種類が有名です。住宅の軒下や天井裏、物置の中などに丸い巣を作る代表的な種類はキイロスズメバチ、石垣や土手等の土の中、又大きな木の根元の中に作るのが世界で一番大きなオオスズメバチです。スズメバチほど大きくはないが日常身近に見かけるハチで、住宅の軒下周辺や潅木の枝の中などに巣を作るのがアシナガバチの種類です。
ハチの被害は毎年増加傾向にあり、1年に数十人の人が命を落としています。ハチが沢山飛んでいるところに遭遇したり、巣を見つけたりしたら、近づかないようにしましょう。特にスズメバチは巣が最大になる夏から秋にかけては自己防衛のため攻撃性をおび、大変危険な状態になります。ハチが近づいて来たら静かに低く伏せ、遠く離れて行くまで動かないようにしましょう。もしハチに刺されてしまったらすぐに医者に行くようにしましょう。
トコジラミ(南京虫)
トコジラミ(床虱)、別名、南京虫(なんきんむし) 成虫は5-7mm程度
トコジラミは雌雄ともに吸血し、幼虫・成虫にかかわらずその全生存期間を通じて栄養分 を血液に頼る。 吸血する際はに唾液を宿主の体内に注入するが、この中に含まれる物質が引き起こす アレルギー反応で激しいかゆみが生じる。 明かりを嫌い夜間に活動する。暗ければ、昼間でも活動する。 南京虫は、羽を持たないので、遠くには移動できない。 人間の荷物または輸送される貨物などに混入して移動する。セアカゴケグモ
ベンチの下・側溝の蓋の裏側、ガードレールの支柱、工場、駐車場、公園、自転車置場 などセアカゴケグモの生息は場所を問わず毎年増加しています。
セアカゴケグモの生態を熟知の上で調査、駆除の継続的対策が必要です。